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1/31 月末は天気晴朗につき忙しく

降り続いた雪も2週間はおとなしく、家の周りの雪消しはほぼ日課となった。久しぶりに高田公園を巡り、城を撮る。四季の色合いは無く、モノトーンに染まった城は公園を圧するがごとく今日も凛として気高く鎮座していた。

 晴天と日曜日が重なれば観光名所は忙しい筈。直江津海岸にある魚市場「魚勢」へ出向く。一夜干し用の魚を求めたが、船は本日出ており、入荷は明日とか。それでもこの時期は幻魚(ゲンゲ)など多くの地魚が入荷していた。ここへ来て試食しない手はない。この時期佐渡産の海草「ギンバソウ」のみそ汁は美味であった。採れたては茶色だが、熱いみそ汁に入れたとたんに鮮やかな緑に変色する。加えて本日は鱈汁も試食できた。キモやタラコの入ったみそ汁である。これまた寒い外では最高に温まる逸品であった。舌は嘘つかない。その昔越中宮崎で食した鱈汁を思い出した。

 この天気を逃す手はない。午後一番に近くの田んぼで電動飛行機を飛ばす。不安定な雪の上、左手にプロポ(送信機)右手にデジカメを抱えて航跡を追いかけシャッターを押し続けた。どうにかとれたが上空の飛行機をアップにしたら、見るに堪えない画像となった。まるでUFOのように画像が荒っぽくなってしまった。別に腕が悪い訳ではない。遠すぎただけのことである。しかしこの飛行機、このまま急降下すると墜落になってしまうのだが・・・。

 陽気のいい内に散歩、としゃれこいた。いつものコースだが、雪国の消火栓をひとつ紹介したい。普通なら消火栓はこんなに長くは無いのだが、雪国仕様は長い。夏場は下の栓から放水し、冬の積雪の多い時は上の栓から放水するのである。雪国は何でも余計な金がかかる。スノーダンプ、灯油、4輪駆動車、雪長靴、カンジキ等々。寒冷地手当や寒冷地減税などを現政権に注文しても無理だろうな。

 お決まり散歩コースの半ばには、このような看板が掛かっている。前期高齢者となった今は、何故か気になってしまう。最近この辺には、いくつかのデイケアーサービスなどの介護施設が出来た。そのほとんどは我々庶民が入れる施設ではない。ここはやはり信州長野の「姥捨山」のご厄介になるのだろうか。日本の高齢者の行く末は不安だらけである。「天の風にのって~」の詩のようにうまくいけばいいが。
by m-gamano | 2010-01-31 20:25 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


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