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4/8  森の幼稚園「てくてく」の自由な入園式

 この時期公立私立を問わず、保育園や幼稚園の入園式が執り行われている。今日は学舎もない、制服もない、独立(?)幼稚園の入園式に立ち会うことができた。その一部をご紹介したい。
 この幼稚園、森を学びの場として取り入れ、豊かな自然の息吹を感じながら自然とともに生きるアウトドアにも似た生活で終始している。開所してから5年が過ぎ、2010年は3歳児から5歳児まで27名の園児で構成される。内今年の新入生は7名。整列も要らない、大きなテーブルを囲んでお話を聞き、そして野外に散って自然と相まみえるのである。所在地は山麓線平山交差点を中の俣方面に向かい1キロ進んだ所を金谷山寄りに進んだ雑木林の中にある。

 写真は在校生。椅子は土の上にしっかりと置かれ、全ての園児は長靴姿であった。

 入園式の来賓は無いがごとし、山を提供している地主と私にここを紹介してくれた自称園のじいじ用務員ことI氏、そして飛び込みの筆者の3人だけであった。スタッフはボランティアが5~6名だろうか。保護者と見まごうばかりだ。

 年少組か年長組かの識別はこの手作りペンダントとか。かわいくもしっかりとした仕上がりとなっていた。

 最後に記念写真撮影。決して強制はしないのでみな好きなポーズに納まっていた。抱っこされ満足気の新入生もいる。皆自由だ。

 驚かされたことは、お昼。給食などあろう筈もなく、手作りの給食だそうだ。聞けば今日はカレーライス。ここでは結構カレーが定番とか。保護者やスタッフに混じって、園児の数名がお手伝いをかってでていた。包丁さばきも手慣れたもの。ニンジン、ジャガイモの皮むき等々。ここでは一般の幼稚園や保育園のように過度の気遣いはしない。大人のサバイバルキャンプに似て筆者には大いなるサプライズの半日であった。

 振り向けば桜は明日開花か(^^)
 寒暖の差が激しく、今年の桜はきっとヤキモキしていることだろう。散歩の帰途山麓線どんづまり、上越高田IC入口の桜の蕾は、今にも咲きそうにハチキレンばかりのふくらみをしていた。きっと明日はここでも花見ができそうだ。明晩仲間との夜桜見物が楽しみである。
Commented by nabe at 2010-04-09 17:38 x
驚きですネ・・・・教育に携わるかたがたはやはりそれなりの情報網をお持ちなのですね、まったくいままで聞いたことがありませんでした。
規律のない中で自由にさせるのが良いのか、物心がつくころに規律を教えるることが良いのか・・迷うところですね、どちらがよいのでしょうか?、魅力的であることは確かです・・・
毎日いろいろな情報を掲載されてすばらしいです!正に情報探検隊・・がんばってください
Commented by m-gamano at 2010-04-09 22:19 x
nabeさんへ コメントに感謝です。教育には時代の流れといろいろな考えが反映されるとお聞きしています。人間どんな境遇に置かれても耐え得るだけの知と体力と根性が必要ではないでしょうか。ご紹介した幼稚園はそんな想いで創設されたとお聞きしています。私のできることで支援したいと思って思います。飛行機にはほど遠いかも知れませんが・・・。それにしても健康が大事です。ご自愛を
by m-gamano | 2010-04-08 20:09 | 我が家のこと | Comments(2)

幸せ探して


by m-gamano