4/11 幸せなわんちゃん
脇野田駅から妙高市へ入る境に瀬渡橋がある。そこには、大型ヤジロベーなるものが出現していた。川を挟んで今正に力比べのようでもあり、駕籠かつぎのようでもあった。おもろい工法に帰途ぱちりと相成った。指でちょっと押すとひっくり返って川へポチャッといきそうな雰囲気。危ういポーズの北陸新幹線工事の一コマである。
温泉やすらぎ荘は板倉区の山間にある温泉で、上越に住み着いてから通い続けた温泉施設。一人500円でお昼を挟んで4時間粘った。健康保持に温泉効果は絶大である。つくづく温泉の多くある上越地域に住んで良かったと思う歳になった。
曇天の散歩は気が重いが、それでも脚は勝手に前に進んでくれるようになった。頭より身体で覚えよ、ということか。散歩コースにヒバリのさえずりは無いがツクシの群落を見つけることは容易だ。ハカマを取って酢味噌和えは絶品とか。
更に進むと先日も出合ったが人の車いすならぬ犬の車いす姿に追いつく。病気かそれとも交通傷害のわんちゃんだろうか、主人の押す車いすに納まって散歩を楽しんでいた。何と幸せなわんちゃんだろうか。なんと思いやりのある主人だろうか、ほのぼのとした気持をいただいた。撮影の許可をもらうにも答えは「ワン」としか返ってこない筈。この度は勘弁してもらうことにした。
散歩コースの桜は遂に開花宣言である。インター入口の歩道に植栽されている八重で人間の歳なら20歳前後の若い桜がピンクより更に赤く咲き始めた。これで散歩コースに酒(甚六)と桜(花見)の二つが揃うことになる。嬉しい限りである。