1/25 転ばぬ先の杖
さて、そうは言っても毎日降る雪を眺めているばかりでは所在なく、今日は晴れに乗じて大屋根の雪降ろしにチャレンジす。先般掘ったから2回目である。屋根には複数で登るようにとのご注意も多く聞くが我が家では妻を屋根に上げることは叶わず、携帯を持ち、命綱を持ち決して落ちないようにと願をかけて雪おろしをすること2時間、3/4を堀り終えることができた。1回目より少ないとはいえ水分を多く含んだ雪は重く、前期高齢者の肩にずっしりと堪えた。
この時期民生委員の仕事に一人暮らしや身障者、高齢者世帯のための除雪助成のお世話がある。雪が降る度に「皆さんどうしているだろうか」と気がもめる。一軒一軒訪問し除雪対応の様子をお聞きする。人ごとではなくこの時期、お年寄りの皆さんに白い雪はメルヘンではなく悪魔にも似て気が滅入る。
朝の来ない夜はなく、止まない雪降りはない。春を思い浮かべながらプラス思考でこの冬を乗り切ってもらいたいものである。