1/31 雪の町からこんにちは
雪国に住む高齢者の多くは、息子娘を遠くへ旅立たせ、四季の風情に浴しながらも白いものが舞い込む冬には非力な腕にスコップを持ち身の丈ほどの雪壁に立ち向かう。民生委員のお仕事をいただきながら直面した少子高齢化の波は余りにも厳しい。支援の言葉は美しいがどう輪にするか課題だ。
今朝ベッドのヘッドランプをスイッチするも点灯せず、部屋スイッチをするも点灯せず、きっとブレーカーが落ちたと思いきや妻の「停電だよ」の声、一瞬「今頃停電なんてアルマジロ」と思った。
しかし停電は本物、6時30分頃から7時15分頃まで上越3市17万世帯が停電と相成る。
一夜明ければ久々の快晴、待ちかねたお天道様に感謝感謝であった。
今時電気無しの生活なんて及びもつかず、おろおろするばかり、炊飯器は電気、ストーブも電気、電話も電気、IHも電気、ガスは風呂オンリー、全て使い物にならず、孤軍奮闘したのがたった一つの卓上ガスコンロであった。これで煮炊きし、誕生日用のロウソクを点し、誕生日パーティでもないのにじじとばばの暗~い朝食となった。
有線放送はすぐさまJ中学校休校を告げていた。聞けば上越管内の小中学校の休校は22校を数えるとか。電車通の多い勤務先の高校はきっと休校だろうとさぼりたい生徒と同じあさはかな考えで期待するも先日いただいた緊急連絡網からの音沙汰トント無し、仕方なくこの日早めのご出勤と相成った。着けばほとんどのクラスは1/3の出席。進めていいものか本時の授業、授業遅れ気味で困る筆者であった。
午後は、ここぞとばかりカメラ担いで高田公演へ、シロアリ否城有り、橋蟻否橋有り、桜有りの白装束の公園も風情あり。
帰れば我が団地でも雪下ろし1回組の作業が晴空の下で黙々と行われていた。
上越では関東方面からの雪堀り(たい)隊を募集中です・・・。是非526-5111へお電話を