2/19 2月の今日は「行くの日」
途中妙高高原の新鮮野菜などを直売している四季菜館「トマト」へ立ち寄る。毎年ここには巨大雪滑り坂が造られており、二人とも童心に帰り滑る。
試験はないし、滑りを阻害するものなしで楽しい10分間となった。この坂の土台には「カマクラ」が造られており、入り口には「ワラグツ」が展示されていた。上越が生んだ児童文学作家「杉みき子」さんの作品である「わらぐつの中の神様」を思い出す。小学校の国語教科書に取り上げられた作品でもある。
今年の信濃路も例外ではなく雪は多い。信濃町に入って雪の壁は厚く高く、寒さの厳しい地とて越後のように融雪は進まない。
杉の越後に比べ北信地方は唐松が多いのだろうか。そう言えば爪楊枝のごとく細く短い枯葉はどこへでも入り込み苦労した杉野沢時代を思い出す。「からまつの林を出でて、 からまつの林に入りぬ。 からまつの林に入りて、 また細く 道はつづけり・・」その後は忘れた。確か北原白秋の詩だったか。 霊前寺湖入り口の林は昨夜の雪が淡く積もり一際(ひときわ)光り輝いていた。
天狗の館の天狗は若き男性を思い出させるほど力強く、玄関先にて出迎える。
露天風呂から見る霊前寺山と飯綱山は夏より近く、それぞれ1800mと1900mとか。右が霊前寺山、左が飯綱山だそうな。
本日長野ナンバーは上越で長岡ナンバーは信州にて見つけることおびただしい。それにしても関東甲信越にもの申すが信越はなんで越信ではないのか、江戸から離れているのだろうと想像はつくが・・・。
なにはともあれ、信州の温泉にて日頃の疲れとストレスを全て捨て去り、心身共に軽くなって戻れたことは二人にとってこの上ない収穫であった。感謝感謝