3/13 地震の次は雷ではなく原発が
地震発生してから3日目となった今日は、地震の怖さより津波の恐ろしさを改めて感じた一日となった。アメリカ映画「ザ デイ アフター トモロー」や「2002」などこの種の映画は多く見てきたが失礼ながらこれほどリアルな映像は初めてである。あまりにも鮮やかな津波の襲来にはあっけに取られてしまうほどであった。生あるなら一刻も早く救出してもらいたい。軍隊だろうがボラだろうが医療班だろうが八百万の神だろうが・・・である。
これに呼応したかのように原発までもがその不気味な牙をむき始めた。絶対「安心安全だ」と豪語していた原発がこうも地震に対して脆弱だったのだろうか。放射能は目に見えないからなお怖い。
試練とも言えるこの自然災害、未だ復旧には手つかずだが学ぶことは多い。自然に対する考え方の甘さ、正に「奢れる者は久しからず」である。前述したが負のスパイラルに落ち込んだ日本民族に神は渇をいれたに違いない。謙虚に自らを戒め、一億余の国民全てが一丸となって再生する千載一遇のチャンスと捉えるべきだろう。
我が親類でも福島在住の兄夫婦とは未だに連絡が取れない。無事であればいいのだが。
夕刻、急遽選任された連鵬(?)担当大臣は国民に節電を訴えていた。毎夜シンデレラ姫のように遅寝の筆者も早寝早起きをして協力せねばなるまい。電熱、テレビ、電灯、パソコン これで何ワット浪費していることやら。
ただ,ひとつ心配なのは,ジジの実家が福島県南相馬市なので,地震の被害にあいました。母屋が倒壊し,田畑が海水に埋もれたようです。また,原発から30kmの圏内に入っていますので,兄の家族は北方20kmにある姉の実家に避難しているようです。とにかく,連絡がとれないので心配です。
余震が異常に続いていますので気をつけてください。とりあえず,近況の報告だけさせていただきます。