4/20 いつかは誰もが通る道
昨年研修を受け、立ち上がった傾聴ボランティアの活動の1回目。9名のメンバーが1ヶ月毎週水曜日1回、午前中2時間のコマを担当する施設訪問。何をどうすればいいのか、初めから「お話お聴きますよ。」でもなかろう。ディサービスに通って来る18名一人一人は皆違う個性の持ち主。それだけにマンツーマンの対応が迫られる。
お茶くみ、風呂上がりの毛髪のドライヤーかけ、そして、やっとお話しをお聴きすることに。ただし、聴いてほしくない人有り、KYのできない人有り、予めスタッフから個々の特徴を得ておく必要有り。
筆者は武器を一つ持参す。先日訪れた高田公園での花見、桜、お店などをパソコンに入力し、スライドショーでお見せし、話のネタにしようというもの。これが効を奏して自己採点で70点。
ここに通える方々はまだ元気な方、世の中にはもっと大変な過ごし方を余儀なくされる方も多い筈。 「いつかは誰もが通る道」には違いはないが、震災に向けた合い言葉「今自分ができることをやろう。」を自己のスローガンに置き換え継続していきたいものである。
夕闇迫る午後5時過ぎ、お疲れモードながら一人散歩に出かける。風は冷たかったが気持がホカホカすることに出会う。
一人帰宅を急ぐ城西中学校の女子生徒からすれ違いざまに「こんにちは」ときた。見ず知らずのおじいさんに嬉しい挨拶である。筆者予期しない挨拶に年甲斐もなく上ずった声で「お帰り!」と返した。果たして届いたかこの老人の声。まさか、卒業式で筆者の顔を覚えていた訳でもあるまいに。それでも心和んだ本日の最終版ネタである。
追加 上越高田インター入口の桜並木は今が満開、その中で枝を必要とせず幹に咲く花軍団あり。筆者の想像では枝を切られ、いじけて枝の切り口から花を咲かせたものでは? これピンポーンだったら95点はほしい。桜博士が居られたら正解をお聞きしたい・・・。(^^)