4/27 普段の高田公演
お堀の水面に今にもつきそうな桜の枝には花びらの抜け殻と自分の出番とばかり元気印の青葉若葉がはしゃいでいた。
空に目を遣ればここにもさっき散ったばかりのような桜の葉柄が赤く輝いていた。
目を転ずれば、城の周囲に桜花はなく、ケヤキの若葉だろうか逆さ城と同じくお堀に映っていた。
市民の目を楽しませてくれた花びらは、その役目を終え、今は花筏となって水面に有終の美を飾っていた。
高田公園はこれまで何回となく訪れたが松が植えられているこの築山まであがることはなかった。見てびっくり、松の根が浮き上がっていた。浮き上がったのではなく、きっと根元の土が風雨で削られ根が露出したものだろう。子供でなくとも上がったり登ったりしたくなる風景である。
行楽シーズンが終われば公園はいつもの静けさ。園児が保母否保育士さんと一緒に散歩中。孫も今頃公園で散歩途中だろうか。無断でカシャリ。