7/27 高田にも大きな3回の地震が
演題は下の垂れ幕だ。東日本大震災にちなんで、上越地方の地震を考えてみようというもの。
江戸時代に高田を襲った三大地震
①寛文地震(1966年高田地震)
②寛延地震(1751年いわゆる宝暦の大地震)
③弘化地震(1847年善光寺大地震)
しかし、その後旧高田市及び上越市に地震は起きてはいない。いわゆる地震の空白地帯となっている。「いつ起きてもおかしくない巨大地震に気をつけたい。」講師の講演はこの言葉でおしまいとなった。
講座の後半は、博物館の展示物である高田藩榊原家の遺言書をもとに解説が約1時間、譜代大名として貧乏ながら5回も転譜を繰り返した榊原家の内情が赤裸々に語られた。聞いていたメンバーは遺言書を目にしながら残り少ない我が人生を考えたことだろう。筆者ももちろんである。