8/12 民宿「わが家」は大賑わい
暑い千葉を逃れて長男夫婦と孫が帰ってきた。今年の暑さは日本全国どこも変わらないのが特徴。それでもコンクリートジャングル、ヒートアイランドを逃れて帰ってきた息子たちにとって田舎は何かが違うらしい。いつもはじじとばばの地味な靴展示会場のわが玄関も客がとれた民宿の玄関風に大混雑となった。
帰省した息子達の目標はいつも決まっているらしい。①カニを食べる>。②温泉に入る。③海に入る>。④ボブスレーに乗る。(乗せる)⑤水族館のイルカショーを見る。⑥新潟の旬の物を食べる。越後のいいところを巡りだ。子供達に経験させたいものばかりが目についたベストシックス。
まずは、小さな車止めの水浴、きゃーきゃーの黄色い声は団地では普段聞こえない声。一夏限定だ。
孫達の帰省は物入りだ。何か楽しい思い出づくりをと考えるが、古色蒼然とした我が頭から創造的な考えは浮かばない。ホームセンターで見つけた回る流しソーメン台は青竹のものより子供がおもしろがると思い、触手が動くも考えてみれば田植機と同じで利用期間が限定される、気まぐれの目は同じ価格のバーベキューセットへ向く。バーベキューなど広いお庭の大家族のファミリーが遊ぶもので、しかも牛肉に問題ある今年は不要と思いつつつも3000円超えの大枚をはたく。そのほかには炭、着火剤、火ハサミが要ることも知らず・・。
バーベキューのコンロの使い始めはなすび焼き。落花生、梨ならぬ鎌ヶ谷産の名産の一つである。もう一人のじじ様自作の逸品。嫁に喰わすことなく我が男どもの胃袋に落ち着いた。「明るい農村」ができなくなった我が民宿いとってこの上ない贈り物となった。
この時期、どこの家庭でも楽しい団らんのひとときは見られた筈。互いの無事と幸せを確認し乾杯となった我が家。