8/14 13日は日本全国お盆の日
さて、前述のことなどどうでもいいこと、お参りの後は定番の糸魚川海岸でのチャポン水泳。千葉の鎌ヶ谷に海はなく、大海を知らぬ子供にとって大海原は怖い存在。浮き輪につかまりながら固まっていた4歳の孫も30分と経たぬうちに適温の塩辛い水に慣れてきたようだ。筆者など今は海に近いところに住むも泳いだ記憶は現役時代夏の臨海学校以来のこと、海パンなどあろう筈もなく今日はばばと二人で高齢者による陸上監視員を務めることに。その昔田舎では「ムフ」といって裸で泳いだ記憶あり。今思うと「ムフ」とは「無布」に繋がり、単なる方言でなかった事が分かり、我が田舎もド田舎に非ずを再認識。もうひとつ、お茶碗やみそ汁茶碗を「ゴキ」と呼んでいたが、これは後で「御器」と記載するのだそうでこれまた平家の落人でも住んでいたような田舎が想像されたのである。今は昔のことで失礼をこきました。おしま~い。
子育てが終わって久しくなるが、毎日の育児の手間暇は大変なもの、親自身自分の事すら十分にできない状況に在りし日否過ぎし日の大変だった子育て苦労を重ね合わした今年のお盆であった。それでも孫のしぐさはどれもかわいく、苦労をペイしても余りあるものである。じじばばは幸せ者であろう。
帰路カニの「能生マリンドウム」は旅の客と地元の客でごった返し、カニ食べ放題あり、海の幸大安売りあり、我が民宿ではサザエ、タコ足、カタナ、カニをお盆限定ボッタクリ値段で購入。更に遠慮しながらアメリカ産牛肉を買い求めて家路につくことに。
今夜のバーベキューは昨夜のナスビに代わって能生で買い求めたサザエ&牛肉、焼き鳥などなど、既に始まっていた隣家のバーベキューの匂いと合体しして蒸し暑い風は更に焼き肉屋に近づいていた。
夜も更けた頃少し早めの隣家のスケジュールの花火大会。ただ見を決め込んでいたが孫にもおすそ分けが、きれいな姉ちゃんのさし出す花火に孫と共にじじもおずおずと恥じらいのこわばった手を差し出す。