9/16 安曇野もやはり暑し
姨捨にて休憩、爺捨にならぬように気をつけようと心に決め、動作を若く見せながら「大王わさび園」へ
そこは、今若尾文子さんが回想に耽っている瀟洒な水辺の洋館。今日はウイークデー、人は少ないと思いきやいるはいるはの混みようであった。水草はテレビと全く同じ、洋館も同じであった。
ロケ地はきれいな安曇野の水の流れの中にあり、そこはこの水を使った大きなわさび畑となっていた。
わさび園からから少し進めば「安曇野スイス村」、お楽しみの昼食には本場の蕎麦、川魚の刺身、漬け物百種、そしてビールに酒、呑めない方々の分までいただき、ほとんど飲み放題コース。これが導火線と相成り、ワンカップとつまみの追加で2号車後部座席はさしづめ赤提灯「養老の瀧」と化した。
運転していただくバス旅行の醍醐味を久々に味わい、幹事の指示に従い下車すれば、そこは「奈良井宿」。陽子たち「白紙同盟」の三人娘達が過ごした有名な宿場町とか、家並みを見る限り電柱なし、新築の家なし、アスファルトなし、時代劇のロケにはぴったしの旅籠となっていた。