9/19 4人に1人は高齢者
確か徳川家康公が遺した人生訓と記憶しているが「人の一生は重荷を背負って坂道を登るがごとく。」とか。正に老後の生活環境がこれにぴったり当てはまる。
また「姨捨」を思い出した「敬老の日」となった。我が家に自称じじとばばは居るが息子達には若く見えるらしい。敬老の日の今日、息子達からはそれぞれ安否を気遣う電話あり。メディア報道によれば新潟県は全人口の内四分の一は65歳以上の高齢者。粟島浦村が一番高齢化が進み、一番進んでいないのは聖籠町の20%」台とか。上越地方の山間部に限界集落が多い。高齢者の割合は更に高まることだろう。
話しは暑い昨日に戻る。暑かった昨日の気温は30度を超え、日差しの強さと併せて夏本番を思わせる残暑厳しい日曜日となった。暑さに雨が降ると雑草の伸びは早い。新設飛行場の草の伸びも早く、飛行機を離陸させようものなら先ずペラで草刈りすることに、そして車輪を引っかけて前転すること間違いない。
少ないメンバーで当番をつくり小型草刈機で地球にバリカンをかけることに。天気よく地面乾燥のために土煙が立ち、おまけに小石がドンバチと跳んでくる。除草幅はわずか60センチ超えか、昔の田耕こし似て道のりは遠い。
傍を流れる関川には「さぎ」という釣り人もおり、エンジン音で驚いたか数羽が飛び立った。わが飛行機より離陸も跳ぶ姿は優雅だ。
ヘリコプター実機が2機離着陸できるだけのスペースを誇る河川敷の滑走路、午後早速テストフライトへ。
飛ばすのは安定性抜群のスポーツ機「SONIC」90クラスである。初めての滑走路からの離陸、機体は4サイクルの粘りのある低音の排気音を青空にこだまして飛び立って行った。プロポ(送信機)を握る手、ロットを押さえる指先は昔の感触を忘れたようだ。目は遠近感がつかめず難しい飛行を繰り返す。
この飛行機、離陸に要した距離は僅か20メートル、着陸はこれほど広い範囲を確保したにも拘わらず、距離感つかめず滑走路から外れること3メートルの柳の若木ケ原へ軟着陸す。無傷で万歳。
北東方向を見れば、県立中央病院と看護大学が丸見え、決して病室への自爆はさせないと誓った日曜日の夕方であった。
韓国歴史ドラマ「朱蒙」81話視聴完了
今年のいつから見始めか定かではないが、今流行の韓流ドラマ歴史シリーズ「朱蒙」を見終えた。「冬ソナ」に代表される韓流ドラマオンパレードの時代だが、「ミイラ取りがミイラになった」の諺通りになってしまった。古朝鮮を漢から取り戻すために立ち上がった「朱蒙」がやがて朝鮮の三国時代「百済」「新羅」「高句麗」の中の「高句麗」を建国し新しい時代の幕開けを宣言した、というストーリーである。時代考証などインターネットによればかなりでたらめであるとの指摘もあるが、1年以上に亘って韓国のテレビ視聴率50%をたたき出す作品の魅力はとりもなおさず日本の視聴率の高さやレンタル数の記録破りにも反映されている。観ても観ても飽きない作品の新鮮さと構成のうまさは日本の歴史物の比ではなく、他の追随を許さぬものに仕上がっていた。終わってみれば1本80円、合計3120円のDVDレンタル料。この料金を高いとみるか安いとみるかは価値観の分かれるところ。韓国の歴史に一部に触れることができたと解すれば安いもの。妻のテレビ視聴とは50歩100歩のいい勝負だ。