3/23 晴れの門出32名の出発
式典には卒業生、在校生、保護者、先生、来賓が集まり緊張の中厳かに執り行われた。
学校長式辞で校長は①興味あることにとことんチャレンジしてほしい>。②誰かのためになれる人にななろう。(大震災を引き合いに出して)③黒田小学校で学んだことを忘れず、母校の学びをバネに社会でもがんばってほしい。等々のはなむけの言葉を述べられた。
数年間道ばた出会った子供たちの顔はイメージにあったが、学生服やセーラー服に身を固めた立派な姿に小学生の面影はなかった。凛として近寄り難い存在だ。
今は昔、筆者も行政職期間を除けば30回以上卒業式に臨んだことになる。その時々の想いは違えども限りない可能性を秘めた子供たちへ期待はいつも大きかった。今頃どんな人生を送っているのだろうか。
送り出す在校生の表情もやや堅い。明日からは最上級生となる学校のリーダー。固まるのも仕方のないこと。
一方親の気持ちも同じこと。父親のカメラの放列は体育館壁際にセットされ、我が子の晴れ姿を望遠でねらっていた。また、母親もデジカメで我が子の一世一代の晴れ姿を逃すまいと構えていた。
肖像権保護の立場から子供、保護者の顔にノイズをかけたがあまり効果はなかったようだ。ご了承願いたい。