6/3 6月のふれあいウオークはさわやに
その昔新卒で赴任したのが西頸城郡能生町、新潟から信越線・北陸線と汽車に揺られ揺られ蛇行しながら通ったのが今の自転車道、左は崖、右は日本海、平野などない閉塞的な景色ではあったが夕日だけが歓迎してくれたっけ・・。
ところどころにトンネルがあり、身を縮めるようにして通過した記憶が再来す。
当然のことに鉄路は撤去され、コンクリートの歩きやすいトンネル、天然冷房気分爽快クールビズの王様である。
側道のそばには昔鉄橋として使われたレンガつくりの橋脚が散見し、往時をしのぶ記念搭となっていた。
その昔、旧国道は山側を通る狭い街道ではあったが、今でもその名残で民家で山側に玄関を構えるところ多し。これは鉄扇だろうか見事なお花で思わずパチリと写させていただく。
道中仲間のサトウ氏とおしゃべりをすること1時間20分、8000歩というサトウ氏の声に足はすでに目標地「うみてらす名立」へゴールインしていた。疲れを知らない年代ではない。一週間後の疲れに備えるためにご当地自慢の温泉にチャポン。
朝作った自作のおにぎり二つ、リュックの下で変形ひどく、おかずに至ってはこれまた原形をとどめないように激しくつぶれていた。救いはカニ汁、半身のカニとエビがにおいと味をひときわ高めていた。
当地区の活動は続いて、地域に帰ればごくろうさん会が待っていた。持ち寄りのゴチと冷えたビールが疲れた体と胃袋に浸みた。肖像権保護のためにノイズをかけさせていただいたが皆特徴ある面体のために分ってしまう面々である。さて、筆者いずこに。
呑み食らい、ウオークの疲れも一緒になって、座はますます盛り上がった6月初めの日曜日であった。
一度行ってみたい気がする。