8/13 田舎は遠く
毎年のことだが孫のいるこの歳になるとおいそれと田舎へは帰れない。お盆の帰省を楽しみにしている息子3人が居るからである。
孫が帰ってくるというので今年こそは実現しようと準備したソーメン流しの仕掛け、千葉のじじ作成の20メートル超えの雨樋仕掛けには負けるが青竹はしっかりと用意した。しかし、コマーシャルではないが「全てはうまくいく筈もなく」の通り、孫が直前になって夏風邪を引いたとのこと。せつなそうな息子の声が電話口の向こうから伝わってきた。夏休みはまだ続く、青竹はそう簡単に茶色に変色はしない・・と元気づける。
長すぎた春にピリオドを打つがごとく、我が次男のお相手さんが見つかり、昨日白馬で両家両親との顔合わせ会を挙行。信州の道を甘く見たのが運の尽き、地図上の道は短くも激しいアップダウンと幅員を勘定にいれなかったため、信濃町から鬼無里を通る道は獣道(けものみち)状況、待ち合わせ時刻の5分前にやっとセーフ。カーナビのお姉さんの声は曲者だとこのとき知った。
着けば白馬の気温も高田となんら変わることなくとにかく暑い。
両家両親の見守る中、息子からフィアンセの指に指輪が贈られた。婚約指輪と言うのだろうか。満足げの二人に幸多かれと心のこもった拍手が送られた。
帰路は国道148号線を糸魚川へ向かってひた走り。
途中下車は浦本漁港にてベタ凪の日本海へドボン。
海水はぬるく、ワンちゃんの海水浴風景に出くわした。全身毛皮で覆われたワンちゃんもしばし涼を求めていた。