9/14 越中おわら風の盆と瑞龍寺を訪ねて
「シニア旅行 トイレばっかり 気になって」とは筆者の駄作。まずは出ても出なくてもトイレへ直行・・。
見学カ所の第一番はなんといっても「越中八尾の風の盆」曳山三つの山車を格納する会館で「越中おわら風の盆」を身近に鑑賞す。今年の夏は人口5000人の小さな町に23万人観光客が入り込んだとか。
佐渡のおけさ踊りににて格調極めて高し。
八尾の国も町屋づくりが見所だ。一歩辻を超えて諏訪町本通りへ足を入れればそこは街道筋の本陣のようなたたずまい。軒を連ねて格子の出窓がきれいだ。石畳の坂も昔を忍ばせるに効果満点だ。
そういえば辻に立つこの塚、日本の道百選にも選ばれたそうな。趣深い風情はやはりただ者ではなかった。
一つ見学を終わればそこは富山、越中と言えば「マス寿司」全国に発送される大きな製造工場の中にある食堂にて昼食だ。押し合いへしあいの中だがマス寿司を始えたくさんの富山名物料理が出される。もちろんビール&酒付きだ。寒暖併せ飲んだ胃袋は目を白黒させて酔いは急転直下五臓六腑をかけ巡った。
酒好きのところには酒が集まってくるもの。担当幹事ではなかったが、ふと我に返ってみると周りに人はおらず呑兵衛仲間のみであった。それにしても昼酒はうまい。会費以上に楽しんだ旅前半であった。
最後の見所は曹洞宗高岡山瑞龍寺(禅寺)であるった。ここ高岡は寺の鐘を造ったり、彫り物も有名とか、既に新幹線の整備も着々と進んでおり、あとは月日が早く進むのを待つばかりとか。国宝というだけあって、山門・法堂・仏殿塔全てケヤキ造り、腐食もなく狂いもなく正に国宝に恥じない宝物となっていた。
この日の打ち上げは別途最寄りの居酒屋で一人え宴会となる。時間が早い訳ではない、花木の本日は客が入る筈。が、1時間経っても待ち人来たらず・・マスターとの談義は「日本再生」ではなかった。枝豆、ホタテ、野菜サラダ、エトセトラ妻不在者にとって何よりの元気の源の総菜であった。
日は替わって14日、昨日にも増して太陽は元気である。新潟が全国で一番の真夏日の記録をマーク。暑い
日に限って飛行場の草刈り当番が当たってしまった。相棒のナグモ氏は既に6時から草刈りを始めたとか。読みが深い訳だ。着いたのが9時では最悪のパターン。昨日のアルコールを抜くべく必死になって長く伸びた草を刈る。小さな飛行機は離陸さえできない高さだ。
やっと終わりのめどがついたところでナグモ氏はくだんの空飛ぶ円盤ならぬオスプレイでもない4発の軽量
へりをとばす。横から撮れば円盤そっくり。
下から見れば4発が丸見えとなる。おもろいへりである。こんな飛行物体なら滑走路も不要なのだが・・。手投げ式も・・。