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10/1 台風の災禍はなく10月に突入

 日本列島を縦断し、各地に多くの被害をもたらした台風17号は新潟県とりわけ上越にはほとんど影響を与えることなく北上し北海道沖に去っていった。
 昨夜は午後8時頃まで猛烈な雨が降ったがその後ぱったりと止んだ。夜半には防災ラジオが設置されて初めての放送だろうか「矢代川の水位が危険水位を超えたので上越市西田中地域の方は避難の準備をしてください。」と報じていた。この頃矢代川流域にある妙高市には大雨が降り、水位が一気に上がったためと見られた。
 心配と言えば人命には負けるが我が飛行場は関川と矢代川の合流点に在り、両河川の水位の上昇によっては水上機の基地になりかねない。そんなおそれが頭をかすめた。
 
 いずれにしても上越は例年この時期に発生する台風の餌食になることはなく心配したブランド米「コシヒカリ」にはほとんど影響がなくうれしい限りであった。
 しかし、一難去ってまた次の一難が19号とならぬよう・・19号にはいい子になって太平洋を一人北上してもらいたいものである。

 日が替われば10月1日、曜日も月曜日と全てがスタートのリセットボタンを押したように新鮮だ。
この日、4月から始まった全市小中学校のコミニュティスクールの事業の一環として当地区K小学校では授業研究が行われた。事務所の出前研修講座であるが筆者も学校運営協議委員の一人として授業を参観させていただく。
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 授業は5年の国語で単元名は「大造じいさんとがん」、昔から知られた内容。雁のかしこいリーダー「残雪」と「大造じいさん」との気持ちの移譲が朗読を通してどうなったか子供たちの間で討論されていた。
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 学校は長い間「ゆとり教育」を進めてきたが、子供たちの学力の低下を招いたのではないかと非難を浴び、授業時数を増やし、「学力の向上」に軸足を置き換えたばかりであったが「生きる力」を育むには教科を横断的に串刺しにして「学ぶ力」をつける「総合的な学習の時間」や「生活科」が必要と考えて取り組んできた。これらの活動は全て地域の教育力や地域の教育資源を活用することを前提に進められてきたのは周知のところである。
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 今年度から始まった「コミュニティスクール」とか言う聞き慣れない用語は、4月から新設された「学校運営協議会」の支援と評価を受けながら地域と学校と保護者が一体となって学校運営を組織化し公開できるようにすることが一つの目的となっている。
 従来まであった「学校評議員制度」とはまったく趣旨を異にしている。委員は学校の教育や運営に辛口の意見を述べることができ、学校からの各種要望や相談事に耳を傾けるパートナーの立場をもって存することになった。
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 やや重たいお仕事を引き受けてしまったが今更「しまった」と思っても後の祭りと諦めることに。
by m-gamano | 2012-10-01 21:14 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


by m-gamano