10/4 秋は未だ来ていなかった
泥縄式を地でいくようなな日々。先見性なく、場当たり的な毎日の連続、加齢による賞味期限のきれかかった身体や脳はセサミンやグルコサミン、はたまたコンドロイチンを呑んでも治らぬというからお手上げだ。そんな体たらくが本日も続く。一週間後に迫った現職OB会の展覧会、今年こそは更に優秀作品と思い満を持して妙高へ写真撮影に妻と出かけた。近所でも少しばかり赤味や黄味を帯びた草木がチラホラ。さぞや妙高は全山炎上かかと喜び勇んで向かったが「あにはからんや」高地は未だ8月9月の深緑真っ盛りであった。
関温泉から赤倉に抜ける道に架かる橋下の不動滝あたりはグリーンそのもの。筆者の顔は真っ赤にに非ず真っ青に・・。なにせ、あらかじめ提出した出品票には「秋1」「秋2」とわけの分からぬ作品名を書いたから大変・・・。昼夜の歓談否寒暖の差が大きくなってくれないと紅葉は遺憾(?)ともし難い。
「遅れた秋」とでも修正するか・・。不動滝を上からとらえたが先日サノ氏から提供された写真は滝壺付近からの仰角アングル。彼はどこから谷底に降りたかも聞かず仕舞いの大失敗。加えてサノ氏のカメラは新発売のミラーレスとくれば支店否市展にも出すのは当然のこと。「撮影しても悪くはない・・。」との受付の言葉を真に受けて撮った写真がこれ・・。
イモリ池の周囲もほとんどグリーン一色・・山には今しも暗雲垂れ込め青空など望むべくもなかった。
それでも元気印は湖面を泳ぐ「かも」だろうか。&紅白の睡蓮であった。
帰路は信州路と越後路を結ぶ北国街道をを分ける関川関所を訪ねる。この太鼓橋は長寿橋という名前が付けられており、これを渡ったら長寿になれるとか・・・。
下の御両人をご存じだろうか、すでに亡くなられたがかの有名な「きんさん」「ぎんさん」の座像である。関所跡に通行人を見守り続けて14年になる。名古屋から車でわざわざ関川関所改築記念に招かれた記念に作られたもの。当時杉の沢にて仕事をしていた筆者は取材を命じられ近くで取材できる栄誉を得た。真夏並みのカンカン照りの中でも参加者と親しく交わる姿に感心させられたのもついこの間のようである。
さて、「きんさん」はどちらで「ぎんさん」はどちらだろうか。分った方は当局までご連絡願いたい。当たっても何も差し上げられないが・・。(^^)
下の写真はご両人の手形である。通行手形ではない。ご両人の手形にそっと手の平を添えるとやはり筆者より小さかった。
は尚更のことであろう。それにしても4日のブログ特に面白い。