10/5 実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな
散歩に向かう団地出口はせまかったが今では写真のように広々としてきた。山麓線と交差するこの道路、静かだった団地も車と新幹線の騒音が何デシベルになるか心配・・オスプレイの比ではないだろうが・・。
前期高齢者の聖域に入った妻は誕生日を喜ばなくなった。それでも誕生日は今年もめぐってきた。息子たちは家族のことで手が回らないのか母の日のように電話も贈り物も事業仕分けに遭ったように音沙汰なし。
JUSCOにてお花と線香でなくお花とケーキを買い求めたらレジのおばさん「いいですね・・。」とうらやましげなつぶやき。筆者思わず「家内の誕生日です・。」とせって(言って)しまった。夕食時に妻からせびられて「ハッピーバースデーTo You」を声高らかに歌わされる。カラオケで鍛えた喉がここで試されるとは思ってもみなかった。この歳であるがいくら頑張っても筆者を追い越すことはできない不思議な輪廻である。ケーキのローソクの数は妻の歳と関係はない。