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1/20 お先真っ暗の老後

 ここ数日は晴れか雨か曇りか、雪は降らず雪国生活者としては誠にうれしい。雪の降り方は正に優等生とでもいうところか。この時期受験生にとっては1年の受験勉強の総括ともいえるセンター試験がある。
 晴れて会場への足元も安心の中で受験した生徒にとってその成果は良好なものなったことだろう。
昔風に言えば「桜咲く」の電報がほしいものである。今はメールで届くとか。味気ないことこの上もない。

 話は昨日のことだが。
晴れた日となった日曜日、バロー&ケーズ電気に赴く。1月末までWin7入りPcを買った方にはWin8のソフトを1200円の格安値でwebサイトから提供されるとか。筆者もその昔、ビスタからWin7へアップグレードするとき16500円もの大枚をはたいてインストールしたことを思い出す。そしてつい数か月前には、そのセブンにWin8を6090円でアップグレード
OSだけでは表だって何の仕事をする訳ではないがこれを入れないと新しいアプリはが動かない・・という。
正に0Sとソフトは切っても切れない男女の仲のようで悩ましい。
 店頭では数こそ少ないもののタッチパネル方式(タブレット)入りの最高級機は15万円に迫る勢い。メーカーにもよるが同じ性能でタッチパネル無しシリーズは10万円を切るという大幅な差が出ることもあるようだ。
 新製品の出始めはご祝儀相場で高価な買い物になるだろう。メンバーに聞けば様子見が多い。確かにセブンの後継機として互換性を保ちながらタッチパネルというタブレット王道のスマホにも似た機能を併せ持つこの代物は武蔵の二刀流と言ってもいいだろう。
 訪れたバローは日曜日とあって午前中には館内には大勢のお客さんが入り込み、子供が喜ぶ蒸気機関車が運行していた。
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 外に出ればそこは大型注射否駐車場、JUSCOとは違って雪深いバロー、除雪された塊が山ほど・・。
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 高田公園はひっそりと音もなく桜の花弁が乱舞する春よ来いと言わんばかりにじっと我慢の子になっていた。
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明ければ21日、週明けは「森の幼稚園てくてく」の「どんど焼き」行事のボラに・・。過ぎた15日は昔から全国的に小正月、今年は成人の日とバッテンし、どこでも若者と歳の神祭りが新聞の紙面を賑やかにしていた。
午前中と午後のふたコマ、準備とどんど焼きの世話である。園児たちはくったくがなく「じじ」の呼び名で昔から仲間であったかのごとく人懐っこい。老若男女を写真で見ればいかに筆者が老けたかわが目を疑うばかりだ。
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 白昼の炎はあまり恐怖を感じないが熱さだけは半端じゃない。園児たちは藁束を二つ束ねて縄で縛り、火をつけて、「オーマラオーマラ」と掛け声をかけながら振り回す。確か、「桑取の小正月」という映画で見た覚えあり。「オーマラオーマラ」の意味は不明だが無病息災、厄除け祈願の掛け声だと推測する。風なく小春日和の陽気の中、孫とともに火遊びとスルメ焼きに興じた楽しい週明けであった。
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やっと表題に辿りつくことにする。団塊世代が65才を超えたこれから急速な高齢化は避けられない状況となる。いやな話だがメディアは2050年には65歳以上の高齢者が全人口の40%を超え、日本は老人大国になるそうだ。あと25年だから筆者は生きていれば90歳を超えている筈。しかし、その生存状況は定かではない。阪神否半身不随で病床に鎮座しているか、はたまたピンピンして社会生活を送っているか、神のみぞしるところとなる。
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 これからの余生は(本当は余生などと呼びたくもないが)病気有り、金無し、少子化による介護不安、消費税増税、デフレ抑制による物価高等々いいこと無しの老後が大手を広げて待っている。
表題にも書いたが「お先真っ暗の老後」を生き延びるのではなく、見切りをつけて早めに三途の川を渡るに限る・・と達観し始める。できればその日暮らしの期限付万々歳人生を全うしたいものだ。
by m-gamano | 2013-01-21 20:10 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


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