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2/3 何を追い出して何を迎え入れるか今日は節分

 年中行事は毎年やってくる。二十四節気の一つ春分の日の前日が節分、今日はその日だが筆者もその意味はおぼろげながら知ってはいたが詳しいことは図鑑頼みだ。
 核家族化が進む中厳密に年中行事を知って執り行っているところは少ないだろう。
じいちゃんばあちゃんが健在でその伝統をしっかりと継承する家風が整っていて初めて受け継がれるこれらの行事。
 およそ、今の家庭はデパートやスーパーやコンビニの商業ベースにのせられ、八百万(やおよろず)の神を信じるかのようにあれこれの年中行事に形だけ参加しているに過ぎない・・・と筆者は勝手な推測をしていた。
 そういう筆者も今日はスーパーにて面入りの落花生にあらず甘納豆を一つ求めた。
帰宅しても子供がいる訳でもない、孫がいる訳でもない、昔若かったばばとじじがいるだけである。今さらこの老体に巣食った悪い鬼を追い出すにしても何十年も育てあげてきたような老練な鬼。そう簡単に出てくれるとも思えない。
 それでも鬼は追い出さねばならない。子供のように「勉強しない鬼を追い出したい。」なんかではない。「無病息災」なんて願いは陳腐だ。先ずは追い出したい鬼さがしをせねば・・悩ましい夜になりそうだ。
 さて、撒き散らかした甘納豆を拾って食べても糖尿病も恐ろしい。どうしたものか。
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違和感
 間違った言葉遣いが気になってしかたなし。
その代表的な言葉遣いは「全然の次に繋ぐ言葉は・・・・ない。」という否定語が出くる筈。
 しかし、今はどうだろうか。「全然おいしい。」「全然きれいだ。」・・・・と。テレビなどでも堂々と使われている。
特に若者にこの傾向が強い。国語学者の中には、この慣用句が市民権を得るようになるとそれが正しいとされると恐ろしいことを伝えていた。
 それこそ多数決、みんなで渡れば怖くはない・・・の論法であろうか。
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アナウンサーも 
 数か月前、NHK新潟放送局のアナウンサーの放送、締めの言葉に「オヤッ」の疑問符が付く・・。その言葉とは・・
「この番組はこの辺(あたり)で終わりにします。」と結んだのだ。オイオイ・・「この辺(へん)ではないのかよ~。」と思っていたら、あにはからんやその後いつの間にか「この辺(へん)で終わりにします。」と何食わぬ顔で変更していた。
そして、ついぞ訂正の言葉を聞くことはなかった。
  言葉の使い分けはやはり難しい・・・。年寄りはあとから治したり、新しいものには対応できない・・・これが現実。昔人間になってしまったか。
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何がなんだか分からない表現
 演説や挨拶でよく聞かれる慣用句?に「最も実力のある学者の中の一人であります○○さんを推薦します。」
とあるが筆者にはこれはおかしい・・と映る。もっとも実力のある学者は一人しかいない筈。それをいうなら「もっとも実力のあると思われるグループの中でもとりわけ実力が抜きん出ている○○さん」とでも言えばいいものを。きっと同じ仲間の他の人々に配慮しているのだろうと変にとらえてしまった。おかしなおかしな日本語である。
 皆さんはどう思われるだろうか。
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by m-gamano | 2013-02-03 17:40 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


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