2/9 レルヒ祭は寒くも美しく
例年んもことながら前夜祭見物に午後5時徒歩にて金谷山へ。結婚式場はなぜか本日はライトアップ。もう幼児否用事はなくなったが。
この旅館本日の客の入りはいかばかりか心配の音羽館。玄関はきれいに掃除されていた。
ここは低地いといえども南葉山麓に位置するスキー場、夕闇迫る頃から外気はどんどん下がるばかり。そろそろ抹消神経に血も通わぬ頃に。シャトルバスでお客はひきも切らず会場へ。
とりあえず熱燗で3本注文、身体を温める。燗酒用器に刺さった酒の銘柄は「君ノ井」。妻が握ってくれた夜食のおにぎりをつまみにしながら体内から温める。
ステージではポップ系かジャズ系わからぬままに若いお姉さんとそのバンドが奏でる大音響のライブに体が勝手に動く。周りを見ればおじさんぽっい人は皆無。
向山からスキー松明(たいま)行進が43名のメンバーにて行われる。赤い炎が滑り降りる様は圧巻であった。
数年見ることのなかった花火は狭い金谷山全山を覆い尽くすかのごとく大音響で頭上高く炸裂し、その様はこれまた圧巻であった。花火は縮れ麺のごとく流れているが腕が悪いのではない。カメラが悪いのである。
最近日本全国どこでも紹介されているいわゆる「ユルキャラ」だが、ここ新潟県のスキー発祥の地を代表するユルキャラは「レルヒさん」。他のほとんどは動物やお人形だがレルヒさんはのっぽでひときわ抜きんでている。この日も早速お客さんと一緒の記念写真に納まっていた。
土浦ひっとさんへ