2/12 ゲタバキは飛ばす
そんな時は無心になり集中できるものがほしい。先日非力なRC飛行機にフロート2本をつけて水上ならぬ雪上から離陸ならぬ離雪を狙って作ったが本日北朝鮮が核実験を行ったので日はよくなかったが天気は最高、近くの未完成山麓線バイパス上にてテストフライト二チャレンジす。
機体の重心も不明、エンジンテストもしない。不安だらけのテストフライトであった。
始めに見舞われたのはエンジン不調、吹かすと息切れをおこし、まるで除雪中の我が心臓のごとくであった。十数メートル進んでフライトせず停止、次は凹凸のある雪原を飛び越える元気もなく横転する始末。
挙句の果ては安定を保つための主翼の上反角が横風をもろに受けてこれまた風に向かわず側転する始末。
非力な小型飛行機に長大なフロートは無理なことが分かった。
もともとフロートは水という液体上を滑るもの、柔らかいといえども雪は固い。
それでも雪上を滑らかに滑る機体の恰好はほれぼれするものであった。再度チャレンジしたい。
幸い誰も見ていない。筆者だけが独り占めした老人の楽しみであった。