3/16 明るい灰塚
ひと昔なら80年もたった杉の木は結構な値段で取引されたであろうが今では安い外材に押され、お金を出さないと伐採してくれないとか。もったいない話である。これをTPPで考えたらどうなるのか・・。
朝から業者が市道沿いの杉の木を切り始めた。
さすがプロ、昔のやり方では根元をどう切るかで倒れる方角が読めず危うく下敷きになることも度々だったと記憶している。今はワイヤーとウインチを使って引っ張り、チェーンソーで角度を決めてねらったほうへ倒すそうだ。今しも倒れるところをねらった写真がこれだ。
中には既に芯が腐り、空洞の木もあった。職人に言わせるとこのような木を切るのが一番危険だとか。またいつ倒れるか分からないので注意が必要と指摘してくれた。
きっと筆者の脳もこんなに空洞になっているんだろう・・この歳で若年性認知症とは言えないが。忘れ物が多すぎる昨今心配は尽きない。いや、働き過ぎたからだろう・・・。
団地否灰塚を覆っているこれらの杉林の伐採が1月ころから続いている。日増しに太陽光が多くなり明るい灰塚がよみがえってきた。きっと数十年前までこの杉が小さい頃はもっと明るかったであろう・・・。
住宅が立て込んで来て、杉っ葉の処理もままならず・・強風で倒れそうな杉の木もあることから早めの伐採がいいとのかけ声は始まったばかりだ。