4/5 春爛漫 花も人も
元気よく校門をくぐる(校門はくぐらないが)新一年生の後からはこれまた子供以上にきらびやかな和服を召したピカピカの保護者一年生がスキップしながら校門をくぐってきた。初体験のうれしさだろうか。見ていて気持ちが高ぶるのはなぜだろうか。
今年の一年生は29名、4月生まれと3月生まれの差は大きい。「かしこく やさしく たくましく」が学校の願い。立派な大人に成長してほしいと居並ぶ来賓と保護者の想いは大きくふくらんだことは間違いなし。
在校生も真剣な面持ちで対面する。
かわいくもフレッシュというか、汚れを知らない幼子というか、強度否郷土の宝というかこの子等を目の当たりにして、我が次男の孫娘が重なった。姉は2年生、そして妹は週明け8日に新1年生入学という。花が咲いたような息子達の家庭、越後の老夫婦の庵とは大違いだ・・・。春よ来い、そして夏も早く来い・・孫を連れて来い・・・じじばば(俺たち)に明日はない・・・かも知れないのだから。
雪国の春は遅い。「越後の春 梅も桜も皆一緒」のように近所の梅は少しばかり威張るように早く花を咲かせた。
そして、上越高田インター入り口の桜は明日にでも追いつくぞ・・の勢いで大きくふくらんでいた。
また、散歩コースの小川のほとりでは元気印のツクシがこれまた雪解けを待ちきれずに一斉に芽を出し始めた。
「友の遠方より来るあり また 楽しからずや」 太陽が西の空に約30度くらいに傾いたころ、やっと本日のお役御免にてフリーに。たこ揚げに出向く。
着けば飛行場にはどこかのおっさんがゴルフの素振りとパターの練習中、筆者の顔を見て即座に滑走路から離脱。
モーターグライダーは充電不足で地球に激突。水上飛行機メダリオンは数回投げたが手を離れた途端にエンストしこれまた地球に激突。
そうこうしている内に前のサークルのオガワ氏が表敬訪問す。ヘリのフライトを終わって寄ったとか。
持参したヘリはスケール機で機種名は「ラマ」。筆者には足の長い羊のイメージしか沸かない。貧弱な脳だ。
このヘリ、練習機とは大違い。とにかく格好がいいのである。回転翼は3枚羽根、おまけにパイロット一人も乗っていた。実際にフライトを見られなかったのがなんとも口惜しい。
欧米の農園で種を播いたり、消毒薬を播いたり、はたまた、昔は山岳救助にも使われた多用途機であった、と記憶している。
先ほどまでエンジン不調で芝生上でデングリ返しをしていたメダリオンだが、友人のヘリに刺激されてフライト再挑戦。これに応えて我が愛機は、夕闇迫る大空にぐんぐん上がっていった。カメラ片手に送信機を操るのは難しく、何処でもねらえる広角にて撮った写真はこれだ・・・ワンツー スリー まるでUFOのごとく豆粒大、それでもフロートを履いた小さな機体は飛行機に間違いない筈。
オカリナさんの声にはいつもやられっぱなしですがいい声の出る人は長生きするとのこと、小生もまねたい思います。
またのお越しを
カメラもない、ビデオもない、誰が連れて行ってくれたかも分からない我が入学、まるで一人で生きてきたよう幼少時代が思い起こされます。
皆よくがんばってきたものです。それもこれもやはり兄弟がたくさん居たからだと今更ながら感謝の念がふつふつと沸いてきます。
高田の花は今日が3分咲き、今夜hはワンカップを引っ提げてぶらりと行ってきます。またのお越しを