4/9 四苦八苦の日
評議員のほとんどは筆者より先輩。配りものや集金などの仕事をしていただく本会にはなくてならない存在。せめて年度はじめくらい景気づけということで会議終了後は花見宴会となる。
お年寄りに多くのつまみは不要。とは申せ古来日本料理はお膳からはみ出すほどのゴチがが当たり前だった。
しかし、時代は変わり熱い料理は熱いうちに召し上がる・・・というのか解析否会席料理が一般的となった。
本日のメインはお花見弁当形式。これで乾杯となり、順次お造りやらなにやらの料理が運ばれる。
乾杯するや否や誰も自席に鎮座する者などなし。ビールとお銚子を持って酌婦に返信否変身する。
幹事としてほっとしたのは飲み放題コースにできたこと。酒の少ない宴会ほど幹事泣かせなことはない。もちろんお酒を好きな方ばかりが出席する会だから仕方ないが。
呑兵衛が酒をいやになったらお仕舞いだとか。奈良漬けになってあの世へ行くんだね・・とは妻のお言葉。「酒なくて何が己の花見かな」不確かだがこんなフレーズをどこかで聞いたことがある。
たっぷり呑んだ翌日は大学病院で検診の予約取り、電話でよさそうなものだがわざわざ新潟までバスに揺られることに。着いてびっくり外来棟がすっかり無くなっていた。未だに取り壊し作業が続いていたが。新装なった外来棟、変わってなかったのはHDrでほっとする。
MRIの予約と血液検査を終えればわずか1時間の所用時間、トンボ返りのバス時間まですこしばかり早いランチ、トーストとコーヒーサラダとヨーグルト待つこと20分。
もたもたするおばさんに催促し、食事時間は10分、ショーウインドウにぶら下がった花、その向こうには新一年生が担任教師に引率されて帰宅中・・・何処でも見られるこの時期の日本の風景だ。
帰ればそこは高田、今しも桜は満開、大手町通りはさすがに人通りは激しい。春は桜、夏は蓮の外堀通り、ここから眺める南葉山は絶景だ。種まきじいさんは出て来たろうか。
公園入口から外掘りプロムナードはホコ天、多くの露店が客の財布のひもをゆるめようと手ぐすねひいて待っていた。午後一番流れ込んでくるのは冷たい風ばかり、売り子もこれには参ったようだ。
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