4/13 花金は涙雨
雨模様ということもあって上越高田インター入り口を出発したシャトルバスは筆者を含めて10人と寂しいばかりであった。
宴会までの少しばかりの時間を割いて公園内を激写す。雨模様&夕方のこともあり人の顔など識別することは困難。観光バスが着く度に大勢のお客さんが公園の中へ消えていった。群馬、長野、品川、春日部、さいたま、とナンバーも全国区だ。
園内に陣取った放送局の中継車。何をどう放送したのだろうか・・。
極楽橋付近は団体様ご一行で大にぎわいとなった。
極楽橋水面には逆さ桜と逆さ橋がきれいいに写っていた。
頃は夕方とあって城はライトアップされてお化け大会のごとく青白く浮かび上がり、ぼんぼりに照らされた桜だけが酒によった誰かのごとくピンクに染まっていた。
湖面には今にも没しそうな桜の枝もきれいに写し込まれていた。
ぼんぼりと花は揃ったものの地面は雨水、観客の歓声と酔声をきくことはなかった。、
公園入口には毎年定位置になっているのかこの大きな飲食店、そして少し進むと例のお化け屋敷が今年も。こんな日は特に効果がありそうななのだがCLOSEとなっていた。
その昔、高田に来た頃、何故花見ごときでこんなに飲めや歌えの馬鹿騒ぎをするのだろう・・と雪事情の知らぬ筆者には奇異に映ったが。数十年雪に痛めつけられる経験するにつれ、次第に納得するようになった。白い悪魔が去り、やっと大地から植物が芽吹いてくる歓びに浸るうれしさを表現したものだということを・・。