4/22 桜吹雪はセンチメンタルを誘って
三男の初息子、今年から保育園に入るとのこと、やや園服がブカブカに見えるがかわいい孫である。
そして、長男の孫3人の揃い踏み、電話の向こうからはついこの間までじーじとばーばしか言えなかった孫娘、それはそれは上手に言葉のキャッチボールができばばも腰を抜かさんばかりだ。
さて、この3人じじに似なくて皆美男美女だ・・結構結構コケッコー。
我が目で見ることのできる孫たちの姿はあと何回だろうか。年に2回~3回としても回数には限りがある。
送られてくる写真を見る度にその成長の速さには驚かされるばかりだ。
息子3人に孫7人、数に不足はないが近くで世話を焼かせる者が一人くらいおってもよさそうなものを・・。お隣さんの娘夫婦、スープの冷めない距離が無性に寂しさを募らせる。
ここは高田公園の西堀橋たもと、昨日までの観桜会も終わり、花びらは花筏となったり、歩道を白く染めて最後のご奉公をしていた。そういえば今年の観桜会、観光客は百万人を突破したのだろうか、露天商は儲かったのだろうか、荷物をまとめ北国目指す売り子の顔がやけに焼けていた。
秋ではないが散りゆく花吹雪に何故かセンチメンタルになったたこ揚げの帰りであった。
そう、もうたこ揚げにうつつを抜かしておられないアラセブンのお年頃、それでも「寂しさ紛らすこの酒」ではないが快晴に誘われ飛行場へ。一冬破損した燃料タンクを交換し、本日初フライトとなる。46クラスの機体に52クラスのエンジンを積んだ低翼機、飛ぶには飛んだがじゃじゃ馬のごとく、自由奔放に飛んでくれた。写真など取れる筈もなく地上にてフライト前の鎮座したお姿を撮影。
今日は何故か散歩中のギャラリーが一人、「見せてほしい」とのこと、パイロットの腎臓否晋三否心臓はバグバグであった。振り向けばギャラリーは居なかった。見てはいけない下手なフライトを見たと思っているだろうか?
それでもおじさんにとって充実した月曜日の午後であった。