4/24 ガソリン代0円の日
そんなこんなで終日妻と無言劇を演ずる羽目に。そしてガソリンは使わず珍しく省エネの一日となった。
ただ、自宅に籠もれば気分も晴れず、体脂肪も増えるので夕方散歩に出かける。
まずは、カトウ家のお庭奥さんと話をして春の花のいくつかを写真撮影させていただく。
小さいがきれいな花、「ひめさくら」というそうな。
葉桜にしてはちょっと違うなと思い聞いてみると「二十世紀なし」だとのこと。鳥取県で咲くものとばかり思っていた馬鹿の一つ覚えのプー太郎であった。
赤い椿の花はだれでも分かるがこの筋の入った椿の花は更に珍しかった。
更にお隣さんは花のヨコヤマ家だ。ここも花好きの奥さんが手ぐすね引いて待っていた。
奥から引っ張り出して紹介されたのが「シラネアオイ」とか。名前は聞いたことがあるj。確か高山植物。貴重なものだろう。奥から持ってきたことからもわかる。紫系の花が二輪草だ。
そして、玄関先でその強烈な色彩を放っていたのは「君子蘭」とか。これまた南国の花のようで鮮やかな赤。
この君子蘭、すぐに寝たがる頑固者・・。家主に似た訳では無いだろうが。横になってご覧いただきたい。
庭先に呼び入れられて紹介されたのが「花桃」。色は赤もあれば白い花に混じって淡いピンクもあり、「花の色は移りにけりないたづらに・・・」と白い世界から解き放たれ今を盛りと咲き誇っていた。
自宅を取り巻くコンクリート塀花壇にはこれまたきれいな「水仙」が多種咲き乱れていた。
こらはなんだったろうか。聞いたが一歩出たら忘れてしまった。とにかくきれいな花だ。
これも小さな花だが確か水仙の仲間とか。子供の頃、正式な和名で覚えなかったため、大人になって覚えることの難しさを痛感して50年となってしまった。
夕方出かかった散歩は100メートも行かない家に降り出した雨と目を楽しませる花で終わる羽目に。
団地側の道路旗には「フキノトウ」が終わり、本命の「フキ」が出そろった。しかし道路端のフキは止めておきたい。