5/19 青春は晴れやかに
今週と来週の土日が日本全国の大半の小学校の運動会の当たり日とか。校区の黒田小学校の運動会が18日の土曜日に。抜けるような青空の中、南葉山には少しばかりの残雪が・・・・。雪形の「種まきじいさん」はすでにその仕事を終えどこかへ消えていなくなったようだ。
競技に先立ち紅白の応援合戦が繰り広げられた。その昔次男も応援合戦のリーダーを仰せつかり、性格的にも大きな負担だったのではないかと当時の姿に想いを馳せた。
春の子供たちの姿は総じて小柄だ。それもその筈、3月の卒業式の頃の子供たちの体格は一番大きくなって
いるからか。
当校の競技種目の中で昔から伝統的に続いてきたのがこの「親子でキャタピラーリレー」である。今日は3・4年生と親が交互に人間動力になっていたがこれにも思い出が一つある。我が三男がようやく一年生になった時こと、この種目があり、三男は頭を怪我していたにも拘わらず、自身の体を前転させながら段ボールのキャタピラを繰り出していた。無茶と言おうか、元気印と言おうか・・親としては唖然としてみているだけであった。
その三男も今は二人の子供の親、さて、孫はどんな子に育っていくだろうか・・・。待ちどおしい新1年生である。
競技も最終組、会場のみんなが参加する「みんな仲良くジャンボじゃんけ大会」で幕を閉じることに。負けた人は勝った人の後ろに付く・・・・列は長くなりどこが尻尾かわからなくなるほどにとぐろをまくようになっていた。筆者は若い人を求めてさまよったが結果的には一回戦でおばさんに負けてその肩につかまる羽目に。
今の運動会は昔風の行進はない。時間の節約と軍隊式行進にクレームがついたからだろうと想像はつく。
閉会式の日焼けした子供たちの顔は勝っても負けてもやり遂げた満足感が顔に。開会式で校長さんは「勝ちに行け」と檄を飛ばしていたが・・・優勝は赤組。そして、これも定番となった応援賞は白組・・これってからくりはある筈。子供たちは知らない。知ってはいけない大人の配慮だ。