5/21 明るい農業を目指して
ところで遅ればせながら仲間入りしたTPPだが今後どうなっていくのか心配の種は尽きないのが全農連。
ここ黒田小学校でも数年前から近隣の篤農家の田んぼ8畝を借りて田植えをすることに。と言ってもほとんど借り物競走まがいのこの田植え、人力を提供するだけのようだ。
田耕しと代掻きはすでに終えた田んぼにはこの辺では「ゴロ」と呼ばれる転がしで田植えの枠がつけられた。
田んぼのそばには見事な「菖蒲」が黄色の花をつけていた。
今回の「ゴロ」はやや大きく、子供たちの足もすっぽり入る大きさであった。
子供たちには農業の先生とも言える町内会長さんや老人会長さん、そして腕に覚えのある筆者など6人が応援に駆けつけた。
一通りの説明を聞いた後、手にはこれまた機械植え用のせいかごく小さな苗が各自持たされて「2本くらいで植えてください。」の声、しかし、よく見ればもっと多くの苗を植えた子も・・。
田んぼはややぬかるみが深かったにもかかわらず、誰一人として転んだり尻餅を着いた子供はなかった。
バランス感覚に富んだ黒田っ子であった。むしろバランスを崩しやすかったのは筆者たち。夕べの御酒の残りが未だ悪さをしているようだ。
時間はかかると思いきや一人二条ながら往復すること一時間、見事な仕事振りであった。
素足で入った田んぼには吸血鬼「ヒル」もおれば「カエル」も泳いでおり、田植え以外の学習もたくさんしたようだ。本日植えた苗は餅米、秋には収穫祭をみんなで計画する予定とか・。これからの水管理が大変であることなんことなんか知っているのだろうか・。米作りの体験活動は今始まったばかりだ。
一列に並んで用水で足を洗い、食らいついた「ヒル」を取り、二時間扱いの体験活動はようやく終わることに。お疲れ様お疲れ様。