6/10 サボリ梅雨の中の散歩
友は断捨離をし始めたとか。我もしょうもない身の周りのものを捨てねばと思いながら、今後買えるあてのない予感が頭を過よぎりまたタンスにしまう羽目に・・優柔不断が玉に傷。
この日も夕方一人散歩。散歩コースの草花はすぐに変化(へんげ)してしまうから気が抜けない。
近くのヨコヤマさんから数年前にいただいた珍しい鉢植えの「カシワバアジサイ」が白い花をつけた。
ところが散歩途中に見つけた同じ品種はこのように円錐型の花をつけており、世にも珍しいカシワの葉っぱの形をしたアジサイである。しかもこの花、色は皆色白であった。
ヨコヤマ宅のお庭には以下のようなきれいなバラもあり、自然が織りなす絵も言われないピンクでデビューであった。
また、バラはバラでも花ビラが重なりあったものとは違い赤い花ビラのこのバラは見たこともない逸品であった。バラに手を添えているのはこの家の女主人M子さん、筆者にはどちらかと言えばこの手の方がきれいに見えるが・・・不純だろうか。
また、そこには目立たない深い紫のテッセンもあり、大きなお庭と大きな邸宅、多種の花々・・・単調な散歩の中で至福のひとときになる場所である。
更に進めば、秋の落ちた栗を想像させるように白い馬のしっぽに似た栗の花がこれでもか言うように枝を覆い尽くしていた。
4月には南葉の雪解けを集めてゴウゴウとい流れていた青田川の流れも今はサボリ空梅雨のためか8月の河原のごとく流れることを止めていた。灰塚橋から見た水面は水たまりとなり、上流でピンハネされた水量は下流まで流れることはなかった。頼みは本州横断をねらっている台風3号か・・・。