6/23 シャレードとオードリー
散歩途中で足を止めるのがこのガクアジサイ。住宅前の花壇を一層おとなしいが鮮やかに飾ってくれる梅雨時のヒロインである。
そして、ついこの間まで道路端や垣根を鮮やかにイエローに染めた金鶏菊は引き下がり、さらに色濃く花の真ん中が黒く情熱的な忘れな草(知らない花なので)がとって代わろうとしている。
今日は「沖縄慰霊の日」、沖縄は戦後68年目の夏をを迎える。最後の沖縄戦では多くの住民が戦禍に巻き込まれその尊い命を落とした。戦後日本の復興の陰で負の遺産を引き継がされた沖縄県民にとって耐えがたきを耐え、忍び難きを忍んだ68年間、今こそ日米安保・地位協定の名に縛られた苦渋の生活から解放され静かな空を静かな町を取り戻させたい。
しかし、戦後長く続いた自民党政権下、そして現自民党政権下では長く飴と鞭で手なずけられた歴史の逆戻りは難しい。慰霊のために総理以下の大臣、加えて米国のルース大使まで異例の慰霊をしたが怒り心頭に達した仲井真知事の笑顔の歓迎を受けることはなかったとメディアは報じている。
当然の話である。戦後68年間国防最前線の楯となり、安保・日米地位協定の下で辛酸をなめてきた首長が笑顔で迎える筈がない。
80歳を超えた元兵隊やその軍属は今ようやくその重い口を開き始めた。新聞投書、テレビなど当時の生々しい状況をこの子等の将来にまで及ぶことのないように・・との想いからだろう。
国民一同脱帽し心して聞くべきみ言葉である。
第四日曜日はライブラリーの映写会の日、今は昔懐かしい海外の名作を上映している。本日はオードリー主演表題の「シャレード」の上映だ。何回見たかわからないほど映画・テレビで見た映画作品の一つだ。
それにしても違和感があるのは、声優が変わったために映画そのものが大きく変わったと感ずることである。有名俳優の吹き替えは声優が没にならぬ限り変わることがないようだ。刑事コロンボなどそのいい例だが
最近は簡単に変えるのでむしろ日本語字幕スーパーにて原語でやってもらったほうがいい。韓ドラしかりだ。
今日の入りは25名。筆者の町内上映会は超えたがもう少しほしいところ。それでもリピーターが大半を占める状況はこの会の特徴でもある。