7/17 まだまだ小僧っ子だと・・
それにしても自然は正直だ。高田公園の外濠には待望のピンク色のハスの花が咲き始めた。
ここは上越総合技術高等学校前、いつものことながらここのハスが一番咲きを誇っている。みれば相当遠くまで花は続き、やはりここは地の利を得た場所なのだと納得す。というのもこの堀に背を向けるように「イワセキ花屋」が鎮座しているからである。そして、この店には新卒2回目の卒業生も働いている。因縁とはすごいものだ。
このピンクの色を見ると子供の頃から親しんだ盆菓子を思い出す。
先日も紹介したが最近多く見られる門付近を彩る「ノーゼンカズラ」心和む花の一つ。
成長すると色も濃くなり頭を垂れる「カシワバアジサイ」。頭部も円錐形になりその大きさのほどが分かる。夏にも元気な異色のアジサイだ。
この日は、月一の慶弔否傾聴ボラの半日仕事あり。皆さん忘れず覚えていてくれて感激。筆者の方がアバウトである。この日も壁面を飾っていたのが夏の風物詩縁台のプファーと夕涼み。スタッフと利用者のコラボと聞く。月一だが筆者の楽しみの一つともなっている。
この日持参した映画は小津安二郎監督の「お茶漬けの味」佐分利 信、木暮美千代、津島恵子、淡島千景、鶴田浩二の銀幕のスターが勢ぞろい。昔懐かしい顔ぶれは飛んでしまった脳細胞であっても消去されてないようだ。
お隣では歳の頃なら80歳のおばあさん、指先と頭の運動ということでみな形の違う「椿の実」をこれまた拾いづらい割り箸で拾うことに。驚くことなかれこのおばあちゃん。数分で70個をゲットした。
この日のお昼は自分へのご褒美として駅前のホテルで日替わりランチをいただくことに。「とんかつ定食」である。コーヒーがついて680円が高いか安いか筆者は知らない。それでも安いと思えば安い。束の間の小さな幸せを感じた水曜日の12時であった。