8/9 立秋なのにこの暑さ
昨日は籤運悪く新潟文理高校は大阪桐蔭にベタ負け、そしてその余韻も冷めやらぬ中午後5時前には和歌山沖を震源とする地震速報が全国の緊急放送を通じて全国を駆け巡った。テレビとラジオ、緊急放送システムから流れ情報に我ここにきてどうすればいいのかしばし呆然自失の体だ。妻など遅い昼寝から起きようも「しない。待てど暮らせどコトリとも揺れる気配なし。ノイズが入ったとの苦しい答弁をしていたが未完成の警報システムなどこれから多くの狼少年をつくるばかりだ。いいかげんにしてもらいたい。
八月八日と末広がりの日の筈がとんでもない厄日となって幕をとじてしまった。
もういくつ寝るとお正月ではないが孫第一陣の帰省が明日に迫った。中身より外見(そとみ)が我が家のポリシー、気持ちよく入ってもらうために玄関アプローチに小細工を施す。段差のある玄関は幼児と高齢者には危険極まりない。そこで木製のスロープ橋をつくることに、外はかぼちゃも這い上がってきたグリーンカーテン。スロープ途中にはホタル族のための喫煙所兼休憩所も設けた。さて、評価の程は如何?自画自賛、自己満足、自己実現の極みである。
この日、晴れに任せて高田公園に蓮を見に出向く。公園をわたる風はさわやかにしてうまい。城はグリーンに囲まれて緑陰講座にもってこいだ。
公園は今蓮が真盛り、夏の観桜会とkも言える静かなイベント、じっくりゆっくり見るのがよい。
桜は集団演技だが蓮はやはり個人演技・・・それぞれ一本一本性格が違うようだ。歳の頃なら50才か、「どうでもして~」にと見える最後の一咲きが見事。
これは二輪草ともいえる白のジュエット、ピンクに純白も映える。
蓮の花はやはりピンクが相場、あの世から仏様をお迎えするのにふさわしい色はグラデーションがかった色がお似合いだ。公園には蓮見台がセットされており、南葉山を遠景に蓮をみることができる。
ここ西堀橋たもとには高田郵便局の臨時切手販売所があり市内中学校の生徒が体験学習にいそしんでいた。同じ場所に「シャッターマン」なるカメラのシャッターを押してくれる写真家集団が活躍していた。
この日は筆者も長野県から訪れた旅行客になりすまして老眼否老顔を撮っていただく。疲れた顔だ。もっと若いと思ったが・・・。
この時期出番のない桜だが中には目立ちたがり家の桜だろうか紅葉になりかけた葉もあり。一際美しい。
極楽橋を通ると足音を聞きつけて恋否錦鯉が寄ってきた。餌のおねだりである。