8/18 備えあれば憂いなし
この日の避難訓練の態様は「勤務へ」「自宅待機」「第一次避難所へ」「本部へ避難」の4つに分類した。ここは第一次避難所の風景
全体を統括し、指示命令を出す本部。町内会館前に設置された。
避難の点呼が終われば身体の都合で動けない人の搬送が待っている。担架を準備し、担ぎ込まれた女性の世話をするのは元看護士。貴重な存在である。仕事はテキパキ、判断は明確で正確、市の防災アドバイザーからはお褒めのことばをいただく。
この日のメニューは豊富だ。150食のカレーを作る炊き出し訓練もあった。裏方は役員、くそ暑いさ中かまどで飯を炊く仕事に専念す。お焦げごはんも好評であった。
更にメニューは膨らんで伝言訓練とつながる。災害時の伝令が大きな役割を示すことは昔から言われており、正確且つ迅速に伝達事項を送ることは難しかったようだがほとんどの半は性格否正確であった。
この防災訓練、もとをただせば「夏のふれあいフェスタ」の一環としてサブに位置づけしたものだがいつの間にか主役に躍り出てしまった。はじかれたメインの筈の玉入れは炎天下の下、過酷なレースとなったのは言うまでもない。我が班は89個も入れてダントツの一位であった。
この日の一番の楽しみはなんといっても「プファーの反省会」である。冷房の効いた2階の大広間には住民の三分の一に相当するメンバーが揃い、炊き出しに化けたカレーライスを酒の肴にして乾杯となった。
総じて予定よりも1時間ほど早く進んで午後の宴会がお昼からスタートした。
評価してほしいのはこの炎天下の訓練にも拘わらず、熱中症にかかった人は0人、怪我も0人であった。
この夜は成功した訓練に乗じて美酒爛漫ではないが旨酒に酔いしれたことは言うまでもない。