9/2 収穫はあと数日
8月31日と9月1日には防災訓練があちらこちらで行われていた。防災ラジオのけたたましい音。防災無線のスピーカーはとぎれがちながらもゆっくりゆっくりと避難訓練の指示を反復していた。
春に耕し代掻きし、田植えをした学校田の稲穂は既に黄色く色づき、その重さに耐えかねて倒伏寸前であった。学校応援隊に声がかかり畦の草刈りや学校田までのアプローチに砂利を入れる作業に参加。子供手作りのカカシの下は黄金の稲穂がたわわに実り、あと数日後の畝刈りを待つのみ。
町内会長、老人会長と長の名がつく偉い人ばかり数名集まり、砂利引きと地ならしに専念。筆者は非力故草刈りに汗流す。
汗を流した後の麦汁はうまいものはない。稲刈り後の餅つきや収穫祭に話は膨らんでいつのまにか祖父母応援団に変身していた。仲間のじじ組手作りのうどんである。