11/5 季節の変わり目は注意
が、「死人(しにびと)人を待たず」とか、月末には山を愛し人を愛し、人様のためになら何でも引き受ける・・という善人が一人この世を去った。しかも筆者より二つも若いのである。善人をや・・・とはどこかの偉いお坊さんが言いなすったありがたいお言葉・・・筆者などどこまで生きられるのか・・・皆目見当すらつかない。
過日2日夜市内のとあるセレモニーホールで行われたお通夜に参列した弔問客は300人を下らなかった。
現役世代ならいざ知らず、職を退いてこの数は只者ではなかった。
週明けの6日・7日、上教大学校教育研究総合センターを会場にして行われた賀状作成講習会には本講習会最多の15名が参加。
手作りの賀状で日頃のご無沙汰に心を添えて送りたい60歳から70歳のご仁ばかりであった。
市販のソフトに頼らず、宛名はエクセルやワードで住所録を作り、裏面は自分で写真や文字を差し込んで世界にたった一枚の作品作りにチャレンジしていた。
実際に始めるとソフトのバージョン違いで戸惑いも多く、加えて個人差の大きいことはさらにサポートを難しくしていた。
秋日和となった午後は完成したばかりの発砲否発泡スチロール製の電動機を引っさげて飛行場へ。
やや尻が重かったが青空に足取りの脚はないが軽々と飛び上がっていった。
川向うには県立中央病院があり、病棟からはこの飛行場は見える筈、が・・飛行機は見えないか?
この日は夜まで忙しく、高田地区の教員で構成される団体の活動報告会に出席す。市内の写真家藤野正二氏が教員の支援を受けてネパールに小学校を建てるまでの10年間の経過を報告。今なお学校にも通えない辺境の地の子供たちに教育の場を提供しようとする苦難の歩みが克明に紹介された。学ぶことにハングリーを感じ、本当の意味で学ぶ喜びを感じる子供たちは幸せである・・と結んでいた。日本のお父さんお母さんにも聞かせたい話であった。