11/11 昭和の歌姫また一人逝く
戦後唄を広めたメディアはラジオ、一家に一台、自転車のそれと同じ数しかなかった5球スーパーラジオから聞こえる唄こそ日本全国民の耳にも届いた流行歌。
春日八郎の「お富さん」など一世を風靡していた中に可憐な声でデビューした「この世の花」は瞬く間に日本中を席巻したと記憶している。
この唄が深く印象づけられたのは小6の冬、当時地元農協の子供銀行を開設していた本校はその成績優秀につき、県都秋田市で表彰されることに。担当が女性教師、子供銀行員数名も式典に呼ばれて晴れの受賞式に出席できる栄誉に恵まれた顛末は記憶に新しい。
出席当日、市内の旅館で一泊するも当時封切りされていた島倉千代子主題歌「この世の花」同名の映画を見ることに・・・なんのことはない女先生の映画鑑賞にわれら子供もつき合わされる羽目に。子どもたちは疲れて眠く、映画館の椅子にもたれて寝入る仲間も・・・数人。
くだんの女先生は子供を旅館に置き去りにして映画鑑賞に出向くことならず・・子連れの映画鑑賞と相成った。「人生いろいろ」は楽しい曲だがそれ以外にも「東京だよおっかさん」「カラタチの花」もいい。
それ以来島倉千代子の唄を歌うことはないが千代子の唄は耳に馴染んだ。「人生いろいろ」は我が人生にも唄を通して少なからぬ影響を与えたことは確かだ。謹んでご冥福をお祈りしたい。
見納めの紅葉か
パソコン仲間の佐野氏からいただいた柏崎市の貞観園のお庭、グリーンと古木と苔で日本のワビ・サビを存分に表現しているようだ。行ってみたいなよその国ではなく近くの名園。写真に感謝。
ライブラリーの映写会のご案内
以下のとおり11月の映写会を行います。ぜひおいでください。