11/27 寝れる獅子を起こしたか?
お隣では、内憂外患なのか、それとも中国共産党の一党独裁に亀裂が入ったか、支離滅裂な行動が顕著だ。尖閣列島の周辺はおろか日本国の領海までの国所属の海艦が我が物顔で侵犯を繰り返している。
日本の自衛隊機は大きな獲物をライオンに横取りされたカラスのごとく「俺の獲物を返せ」と叫びながらライオンの上空を飛び回るだけだ。
加えて数日前には、突然「中国防空識別圏」なるものを突然発表し、日本のそれに上書きするかのように大幅塗り替え「これに従え」とばかりの暴挙に出た。なんとも早や大人げない、我がまま息子のような自己中の行動、大国らしからぬ小国のスタンス。文化は西から・・・文化発祥の先進国と認識してきただけにアングリ開けた口の戻らないご仁もさぞ多かったことだろう。
上記のようなことを書けばすぐにその筋からの逮捕は必須、厳しい取り調べも・・という怖い法案「特定秘密保護法案の修正案」なるものが衆議院本会議で与党とそれになびく野党多数でまかり通ってしまった。メディアによれば戦前の悪法治安維持法に似て多くの国民を縛り、戦争への道を突っ走る原点となった法律と論評は続いている。最後の砦は良識の府参議院だ・・。
午後、クリーニング屋に立ち寄りズボンを出す。受け台に見つけた珍品がこれ、白く真綿ののようなふわふわしたものが小枝に付着していた。店員に聞けば「綿花」だそうな。雪国で採れる筈もなく更に聞けば温室で栽培したという。本物の綿花はやはりソフトできれいであった。食材のようにまがい物の出回る昨今、本物志向が着実に育っている小さなクリーニング屋に見つけた私の心を温めてくれた小さな小さな逸品であった。