12月4日、地区の黒田小学校は高齢否恒例の「黒田っ子フェステバル」を行った。子供たち手づくりのいろいろなゲーム、保護者や地区の人たちも呼ばれてた。 筆者にも案内状が配達され、あと何日続くかわからない小春日和の中、散歩がてらに出向いた。ひな壇に祭り上げられ、10年振りに味わった体育館での児童の挨拶、子供の体格が格段に大きくなったのに先ず驚かされる。
子供たちの作ったゲームはシンプルそのもの、ピンポン玉をバウンドさせて、壁際に10個セットした紙コップに入れて特典否得点を稼ごうというもの。このおじいさんは一個も入らなかったが筆者の10投は一つも入らず0点とされた。ワンバウンドする床面が大きく波打っており、それで左右にはじかれてしまった。クレームを付けたが取り上げてもらえず・・・となった。救いはゲーム参加者全員に折り紙作品や塗り絵用紙、バッジなど参加賞がもれなくついたことであった。芸の細かさにはこれまた驚かされるばかりであった。ちょっと心配になったのはどこの学校でもこの時期は学習最後の追い込みや成績評定の筈。勉強はさてどうなのか・・・やや気になった筆者であった。
12月5日 明ければ今日も小春日和、今日も学校からお呼ばれあり。春5月から5年生と一緒に地区老人会と青少年育成協議会とが支援して育てた稲が実り、お米となってできあがったことを祝う収穫祭である。
家庭科室のは既に手作りの半殺し(おはぎ)と山菜おこわ、それに家庭科実習の腕を生かしたトン汁が準備されていた。
メインは、ミニ餅つき大会であり、持ち込んだ小型の臼に小型の杵、小型の5年生は3臼つくことに。
そして、春以来育て上げた稲の生長記録を発表してくれた。
もち米は「こがねもち」とか、その場でついた餅は山芋のごとく柔らかく腰があり、とてもおいしい餅に仕上がっていた。 最後は定番の集合写真い納まり、5年生の稲作は大成功のうちに幕を降ろした。単学級のため、世話をされた担任は大きなご苦労であった筈。5年生ににはこの経験が将来の成長の偉大な肥やしとなって作用することであろう。そして大きな宝を生み出すこと間違いないと信じたい。
心温まった帰路、アジサイは寂しくなった道端にきれいなグリーンを提供していた。