1/14 歳の神って何の神?
15日は明日、今は昔昭和の成人式、小正月は15日であった。加えて歳の神(どんど焼きともいう)の神事も15日に執り行っていたと記憶する。これは、今年の門松、使い終わっ方が持参したもの。ミニだがきれいな作品、少しもったいない気もするが。。。
そんな中で応援依頼があったのは「森の幼稚園てくてく」の園の行事。じじ二人組しかいなかったがヤンママとその園児たち大勢が園舎のそばに集まった。どこかの集落のように大型重機で骨格を組み立てるわけでもなく、たくさんの茅を積み上げるでもなく、少しばかりの藁と少しばかりの労力で簡単に仕上げ、伝統行事の成り立ちを園児に知ってもらおうという趣旨のようだ。積み上げた藁の塔に書き初めの作品も結わえ付けられた。さらに上手になるように祈りも込められて・・・。
園児の保護者のほとんどは地元出身ではない。県外が多く、歳の神そのものの意味さえ知らないお母さんが多いという。園長さんは藁束に縄を結わえ、年長組さんに持たせて点火後振り回させていたが家内安全、健康であることを念じながらのことだったようである。筆者が知りうるところでは確か桑取地区ではこの時に「オーマラオーマラ」という掛け声をかけていたように記憶している。ところ変われば風習も変わるのが当たり前、伝統行事の廃れる様を指を銜えて見ることはないとデジタル化社会に思うところ大である。
歳の神のクライマックスは天をも焦がす「どんど焼き」だが、この火で餅やするめを炙り、それを食べて健康で一年を過ごせるように願いを込めると聞いた。
都知事選に激震走る
ここ数日各局のニュースに挙がっていた都知事選への新たな挑戦者元総理大臣「細川護熙」氏、そしてこれを推す元総理大臣「小泉純一郎」氏、脱原発を錦の旗印として東京1300万人の頂点に立てるかどうか・・選挙戦の構造が見えてきた・・と評論家は伝えていた。「平成のゾンビ」と揶揄する向きもあるが、ここは純粋な二人のタッグマッチに耳を傾けるのもいいのではないだろうか。
脱原発だけで都政を云々かんぬんするのはやや乱暴だが「いけいけどんどん」の安倍政権への一矢報いる気構えだけは大いに買いたい。選挙権はないが・・。