2/14 今日は何の日?
「チョコレート」のキーワードで思い出すのは「進駐軍」「虫下し」「大きいことはいいことだ」の作曲家00直純氏が出る明治チョコのCMぐらいだろうか。「虫下し」といえば小学校時代、人糞を肥料にして野菜を育てていたために、「回虫」、「サナダムシ」、「ぎょう虫」等の卵が口から入り、それが体の中で栄養を横取りして成長するのを防ぐために配られていたのがチョコレート。汚い話だが実際虫のいる子供の顔は生気がなく、いつも弱々しく見えたものだ。筆者などチョコの形に似せた薬剤を食し、野糞と称し体内から出たミミズくらいの回虫を目にしたことは数回。成長したがチョコに纏(まつ)わる切ない思い出はないがこの年になっても「義理チョコ」でもほしいと願うは未だ仙人になり切れていない証拠と未完の大器が笑ってしまう。せめて「鬼は外、福は内」の豆まきで拾いそこねたチョコを探すことにしようか・・・・。
挨拶はいいものだ
太平洋側を北上する低気圧によって今年の雪はいつもなら「かんかん照りのポンポン乾燥」の西日本から太平洋側がゲリラ大雪となった。天気予報に雪の降る範囲は関東甲信、北陸三県と「ばば抜き」ではないが「越」抜きとなった。おかげで豪雪地高田の雪はほどほどに降っては消え、消えては降る優等生の降り方となった。
小説否小雪の中我が散歩は夜毎の晩酌と同様習慣化した。昨日午後三時ころ、地区の子供たちが下校する頃に合わせて逆回りで歩き始める。斐太線を歩くことしばらく、女子中学生とすれ違う。
「こんにちは」と優しい声のご挨拶。じじはどぎまぎして「ココ・コケッコー」ならぬか細く「こんにちは・・」と風邪気味の上ずった鼻声の返事をする。今日はいい日となった。オリンピックの寝不足もこれで解消、今夜はぐっすりと眠れる。小学校もあいさつに力を入れている。そして中学校でも挨拶に力を入れていると聞く。挨拶は冷たい雪とじじの心も温かくしてくれた。