2/26 悪の元凶PM2.5襲来
海ではハイエナのごとく尖閣諸島の領海侵犯を繰り返し、空では航空識別圏を設定し、それでも足らずスモッグまで偏西風に乗せて落としていく大国のエゴをいつまで許すのか。富国強兵政策を進める安倍総理のジレンマもここにきて少しばかりわかりかけてきた。
原発再稼働
新聞の見出しにこの文字が踊っていた。政府はどうやら原発の安全基準を満たしたとお墨付きをもらった所から再稼働の方針を固めたようである。長年原発の安全神話に騙されてきた国民とともに膨らんだ企業や国のお役人の体制を再生可能エネルギーの生産に方向転換することを現政権は放棄したようだ。
原発企業とその企業から支援を受ける族議員はこれからも世界最高のレベルの安全基準を持つ日本の技術をてこに国民を説得し、世界に原発を売りつけることだろう。
しかし、日本は世界で唯一原爆被災を経験した国。そのおぞましい経験者として最後の高齢の人たちは、これまで封印してきた禁断の原爆被害の無残さを語り始めた。今朝の新聞はビキニ環礁で被爆した第五福竜丸の実態を紹介していた。特定秘密保護法案が通ったこれからは言いたいことが言えない戦前のあの暗い時代に戻りそうで怖い。(筆者経験していないが)下の写真は被爆し帰港した第五福竜丸
春の小川はさらさらいくよ
AMはスモッグPM2.5にも負けず、マスクもつけず散歩に出かける。空は一般的に言うならば花曇り、それでもテレビに映し出された新潟市の空よりすっと船名否鮮明だ。もちろんPM2.5は微粒子で目視などできない代物。気温は既に10度近くまで上がり、速歩のせいか息は上がるし、汗も出る。
つい最近まで散歩コースの両サイドは白い雪に覆われていたが晴天の霹靂かその後の降雪はなく、じじたちの体力増強運動はしばしの休憩となった。「五月雨を集めてはやし最上川」は松尾芭蕉の句と認識しているが、雪解けの水を集めて、小川の水かさは増え、とても「さらさら」とは表現できないが水辺の雪が消えていく様は鈍の筆者でも春の到来を感ぜずにはいられない。聞けば上越の櫻の開花は4月9日とか、四苦八苦にならねばいいが?
さらに進めば青田川をまたぐ県道の端にたどり着く。このポイントは定点観測点ならぬ定点撮影ポイントとしてよく使うポイントだ。四季折々、朝な夕な変わる景色は心を癒してくれる。にっくきPM2.5で南葉山はよく見えないが「雪解けを集めて速し青田川」がここにある。