3/3 春の淡雪、されどひな祭りの日
我が家にひな壇はない。男3人で色気のない家族構成、4対1で男性の勝ちの生活。妻にとって赤いおべべの一つでも買ってあげたかったようだが男オンリーでお下がりが普通の我が家では経済的にはGOOであった。遠くの孫に買ってあげるだけの余裕がないもどかしいじじである。
公園の雪、雪原の滑走路
市内の幹線道路はすでに雪なく、4月上旬の様相。一か月も待てばここは満開の桜並木・・の筈。
県内外からの花見客でごった返す外堀もこの有様。蓮の枯れた茎が水面に浮かび、桜の芽もピンクの花芽を見せる盆菓子のような蓮もまったく見えない。
人力や機械力で除雪をしたところに雪はない。が、我が飛行場の滑走路を訪れればそこに春はなく、延々と雪原が続くだけであった。これではそりを車輪につけて離着陸するしかなく、雪が溶けて春が来る前に水になり、乾かねば離陸すらできない。遥向こうにはベッドで春を待ちわびる大勢の患者さんが入院している中央病院。「風立ちぬ」のように飛行機に乗って病院を飛び出したいことだろう。左の黒いところは堤防上の防災道路である。