3/15 時の流れは速早くて
早めに知っていいものか生んで分かっていいものか・・昭和生まれの筆者にはピンとこない。五体満足で生まれてくればそれでいいとじじ・ばばは願う。が、今の世の中、五体不満足の事例もままにあり「生まれてきてくれてありがとう。」が当たり前の世となってきた。みんな違ってみんないい。
お電話
息子の電話が終わるのを待っていたかのように近所のおばあちゃんからの電話。「今年の冬には一度も顔を出さなかったね。どこか悪くしたかと心配になって電話したんだがねえ。」と、民生で顔を出していた方だ。仕事が終わって即「はい、さようならね。」をしたわけではないが小雪と加齢が足を遠のかしたことを詫びる。「明日老人会の総会があるからじっくりお話を聞かせてね。」と受話器を置く。老いは年齢ではない。気力・体力も個人差で決まることを実感。
どうした小保方さん
STAP細胞の開発にかかわって彗星のごとく現れた理研女の小保方さん。ここんところ旗色非常に悪(わる)し。小学生や中学生の科学研究発表でもあるまいが研究の進め方が杜撰(ずさん)との指摘が多い。大学のレポートでよくみられるコピペがあったり、他の研究グループによる検証も抜かした・・エトセトラ・・およそ世に出す研究成果としては脇の甘い研究であることが露呈した。若い研究者が世に出ることは望ましい。是非この試練を乗り越えて更に大きくなった姿を見せてほしいものである。君はまだ若いのだから。
手ごわいアンドロイド
KS電気にて念願のタブレット端末を手に入れた。何回も通い詰めあれこれ比べながら、消費税値上げに脅かされながらの買い物であった。別にこれで何をするでもない。新しいものに飛びつきたがり屋がやや遅きに失して買ったまでのこと。
買って驚き(木)・桃の木・山椒の木、取説なし、すっぴんで本体だけを渡される。その夜、玉手箱を開けたじいさんのようにしばし呆然とした筆者が一人いた。初期設定が分からず手の下しようがないのである。妻には内緒で買ったこの隠し子、人目を忍んで格闘は深夜に及んだ。
今のスマホやタブレット端末、パソコンも全てアカウントやパスワードを入力しないと使い物にならない。しかも、WINDOWSなら多少わかるがスマホと同じくOSがアンドロイドでチンプンカンプンであった。インターネットからキーワードで「取り説」を探すも説明が大まかでパソコンに向かう初心者のごとく、シンデレラ症候群に陥るまでに時間はかからなかった。
筆者やる気はあるが明晰な頭脳がないのである。パソコンでいうCPU、メモリ、HDなど処理能力が著しく加齢に侵されてしまったようである。あとはじっくりゆっくり時間をかけるしかないと諦めの心境。
じっくりゆっくり構えて取り組んだわけではないが、「わいわい設定」ではなく、「WI-HI設定」を終えたのが夕方、ルータのSSIDの確認とWEPKEYが解読できずもたついているうちに「晩ご飯よ。」の声。さらにまごついたのがGoogleアカウント作成時のユーザー名とパスワード入力作業。パスワード入力では確認のために同じパスワードを2回入力するのだが下手なそろばんと同じで何回入力しても「同じではありません。入力しなおしてください。」のつれあいメッセージ、これで2時間は費やしたか・・じじの記憶と視力の衰えは小型端末を扱うには致命的であることを知った。
それでもどうにか「NEXUS7」は動いてくれた。万歳万歳万々歳!