この時期、どこでもお祭りが行われる。上越祭りがその皮切りだが次には「謙信公祭」が続く。雪解けには観桜会があり、とかく雪国はお祭りとともに一年が過ぎていくといっても過言でもないかも知れない。筆者、このお祭りにはやや疑問を呈したい。
お祭りの殆どは「商業目的」が中心。屋台がずらりと並び、音連れた市民や観光客の懐に期待するだけの感じである。いつぞやの「レルヒ祭」など金谷山に雪などほとんどなかったのに露店、屋台だけはにぎわっているという魔訶不思議な風景があった。
さて、口説きはこの辺にして、本日の南葉山祭りだが、快晴過ぎて山も30度を超えたと思う灼熱地獄、毎年のことながら新駅から一番近いキャンプ場がここ「南葉高原キャンプ場」とか。そう言えば、筆者も現役時代、おにぎりと鯖缶詰持参でふらりとキャンプサイトから上越市街を見ながら気分転換をしたことを思い出す。
今日は、オープニングに黒田保育園の鼓笛隊に続き、初参加の黒田小の金管バンドの演奏があるとのことで応援することに。「枯れ木も山の賑わい」と分かってはいたが・・・。
創立140周年の寄付で新調した衣装、そして、態様にきらりと光る新品の金管楽器、大きな地元の会社からの寄贈だという。学校は貧乏であることは承知していたが
バザーでは十年以上も積み立てなければ揃えなれない楽器と衣装だ。衣装と楽器は新しかったが揃えたてたばかりで馴染まなかったせいもあり、やや硬い演奏になってしまったが大きな拍手は青空に鳴り響いていた。