8/29 星より麦の雫
この夜、月一の飲み会は遠くは清里区の坊ケ池湖畔の京ケ岳山荘となった。宴会の前に研修、ここは、清里ふるさと館の天文台、喧嘩否県下でも一を誇る80センチの屈折否反射望遠鏡を見せていただく。本来はこれで星を観察するのだが本日はガスがかかり不発となった。
まずは、お迎えのゆるきゃらの「くしりん」くん。定位置はなぜかここふるさと館。頭に被っているのは確か隕石と覚えたが・・・。
これは隕石、なぜここに落ちたのか、それは神のみぞ知るところ。落ちたのが田んぼの中でよかったとか。
いろいろな研究機関や団体から研究のための寄贈の申し出があったそうだが、当時清里村の村長はがんとして拒否、おらが村の宝物として現在に至っているとか。
具体的には当時の新聞がこレを詳細に述べていた。目のいい人は読んでいただきたい。
そしてこれが反射望遠鏡、そんなに大きくはないが30キロ先のソフトボール大のモノが見えるという。想像もつかないが・・。
星のふるさと館へ向かうメンバー。内一人はここの非常勤職員。いつもはすぐに乾杯の音頭となるこの会だが
本日ばかりはアカデミックなスタートとなった。
大広間に11人の団体、標高500メートルからの夜景はガスが抜けるに従って100万ドルとはいかないが迫力あるものとなっていた。まずは「プファー」から始まり、いつもの2時間コースへ突入となった。
考えて見れば今時の宴会場はほとんど椅子と机の洋風仕掛け、高齢化社会になって当たり前のこと。すこし前までは椅子をお願いします・・・などという人は宴会を欠席せざるを得ない時代だったが今は椅子テーブルのない宴会場はそっぽを向かれる時代となった。そういう筆者も嬉しい年頃、腰と足に負担がかからないばかりでなく、移動が楽である。
この夜、途中下車をせざるを得なかった筆者がたどり着いたのは客皆無の看板前のいつもの居酒屋、コップ一杯で1時間粘り、徒歩で帰ったせいでタクシー代は浮いた。疲れた暑気払いであった。